はじめに
「結婚式をどこでどんな形で実施するか」は、多くのカップルが最初にぶつかる大きな選択です。
ホテルや式場で行う国内挙式なのか、ハワイや沖縄やヨーロッパなどで行うリゾート挙式なのか。
どちらが正解ということはなく、ふたりが何を大切にしたいかによって最適な形は変わってきます。
雑誌やSNSで見かける憧れの一枚と、自分たちの現実的な条件(休みの取りやすさ、招待したい人数、予算など)をすり合わせる作業が、実は一番時間のかかるプロセスですが、結婚式の醍醐味の1つです。
この記事では、国内挙式とリゾート挙式それぞれの特徴を整理し、選ぶときにチェックしたいポイントをまとめました。
これから式場探しを始める方は、まず全体像をつかむところから始めてみてください。
国内挙式の特徴
国内挙式の大きなメリットは列席者が集まりやすいことです。
遠方の親族や友人にとっても移動負担が少なく、招待できる人数の幅も広がります。
会場の下見や打ち合わせも直接足を運びやすいため、細かい要望を反映しやすい点も魅力です。
打ち合わせの回数を重ねながら、装花や演出、料理まで細部までこだわれるのは国内ならではの利点です。
また、式場の選択肢が非常に幅広いのも特徴です。
ホテルウェディング、ゲストハウス、神社や教会での挙式、レストランウェディングなど、おふたりらしい雰囲気を演出できる会場が数多く存在します。
一方で、招待範囲が広がる分、列席者への気配りや当日の進行管理など、準備すべき項目は多くなる傾向にあります。
会場によっては人気の日取りが早くから埋まってしまうため、余裕を持ったスケジュールで動くことが大切です。
両家の意向をすり合わせる場面も多く、準備期間全体を通じたコミュニケーションの比重が高くなる点も押さえておきたいところです。
打ち合わせ回数が多い分、式場担当者との相性も満足度を左右する要素になります。
初回相談の段階で、質問への回答の丁寧さや、要望をどこまで具体的に汲み取ってくれるかを見ておくと、その後の打ち合わせが進めやすくなります。
🔦GOODPOINT
①結婚式という非日常の場に、自分の大切な列席者がたくさん集まってくれる
②ゲスト参加型の演出やオリジナリティのある催しなど、こだわりを詰め込んでさらなる非日常体験をつくり出せる
=挙式から披露宴まで、限られた時間の中に、大切な人たちとの再会や、この日のためだけに用意した演出がぎゅっと詰め込まれます。
一瞬一瞬が濃く、あっという間に過ぎていくからこそ、その日のことは長く鮮明に覚えていられるものです。
リゾート挙式の特徴
リゾート挙式は、非日常の美しいロケーションで、家族や親しい人だけを招いて挙式できるのが最大の魅力です。
列席者が少人数になる分、一人ひとり、あるいはふたりでゆっくり過ごせる時間が生まれます。
青い海や緑豊かな庭園、歴史ある街並みなど、日常では出会えない景色をそのまま挙式の背景にできることは、写真としての価値も非常に高くなります。
移動、初めて訪れる場所、異文化の環境、そしてリゾート挙式そのものが重なり合うことで、思い出により深く刻まれる体験になります。
挙式そのものだけでなく、その前後に過ごす現地での時間、旅行も含めて「特別な体験」として記憶に残るスタイルだと言えるでしょう。
その反面、列席できない親族や友人への配慮(帰国後の報告会や写真の共有など)が必要になったり、渡航費用や現地へのやり取りなど、国内挙式とは異なる準備が発生します。
現地スタッフのサポート体制がどこまで整っているかは、会場選びの重要な判断材料になります。
日本語での対応が可能かどうか、当日までの打ち合わせがオンラインでどこまで完結できるかも、事前に確認しておくと安心です。
また、現地での挙式に加えて、前撮り・後撮りを組み合わせやすいこともリゾート挙式の特徴です。
滞在期間中に複数のロケーションで撮影できるプランを用意している会場も多く、写真としての満足度を高めたいカップルにも選ばれています。
🔦GOODPOINT
①ロケーション、異文化、初めての場所、挙式——たくさんの非日常が織りなす体験
②一人ひとりと、またはふたりがゆっくり向き合える時間
③結婚式と旅行がひとつながりになり、挙式の余韻がそのまま旅行の時間まで続いていく
=見知らぬ土地に降り立った瞬間、初めて見る景色に出会った瞬間、そして誓いの瞬間。
旅の中で、心が動く場面が何度も訪れます。
一日で終わらず数日にわたって続くからこそ、後から思い出すたびに、その時々の景色や気持ちがいくつも蘇ってくる。それがリゾート挙式です。
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選ぶときに大事にしたい3つの視点
1つ目は「誰と、どんな時間を過ごしたいか」です。
大勢に祝福されたいのか、少人数で濃密な時間を過ごしたいのかで、選ぶべきスタイルは自然と絞られてきます。
両親や祖父母の体調・年齢によっては、移動負担の少ない国内挙式のほうが安心というケースもあれば、普段なかなか会えない大切な人とゆっくり時間を取りたいからリゾート挙式を選ぶというケースもあります。
!移動負担は考えもの
列席者みんなが集まりやすい場所は、意外と決めづらいですよね。
今は出会いがマッチングアプリ等でそもそもふたりの地元が離れているケースも増えており、「集まる場所が決めづらい」という声も増えています。
中間地を取る方、できるだけ多くの人にとって近い場所を選ぶ方、思い出の場所にする方、リゾート挙式のようにみんなで旅行として楽しむ方——考え方はさまざまです。
2つ目は「準備の進め方」です。
国内での結婚式は、会場を実際に見ながら打ち合わせを重ね、細部までこだわっていくスタイルです。その分、打ち合わせの回数や準備にかける時間は長くなる傾向にあります。
一方リゾートウェディングは、会場の写真を見ながら、現地で用意できるオプションを選んでいくスタイルです。みんなでゆっくり過ごせる時間や非日常のロケーションを重視するため、「何を用意するか」よりも「どう過ごすか」に重きを置いた打ち合わせになります。
3つ目は「予算配分の考え方」です。
会場費だけでなく、渡航費、衣裳、写真・映像など、何にどれだけ配分したいかを最初に整理しておくと、その後の比較がぐっとスムーズになります。
総額の大小だけで比較するのではなく、「同じ予算で何にお金をかけられるか」という視点で見比べると、自分たちに合ったスタイルが見えてきます。
よくある質問
Q. 両親を説得できるか不安です。何を伝えればいいですか?
A. 特にリゾート挙式の場合、両親世代には「距離」や「費用」への心配が先に立ちやすいものです。
移動の負担軽減策や、列席できない場合のフォロー(帰国後の会食など)まで含めて具体的に説明すると、納得してもらいやすくなります。
Q. 国内挙式とリゾート挙式、両方を組み合わせることはできますか?
A. 可能です。リゾート地で挙式を行い、帰国後に国内で披露宴や会食会を開くカップルも多くいます。列席できなかった方への報告の場として設ける形が一般的です。
Q. どちらのスタイルにするか、いつまでに決めるべきですか?
A. 決断が早いほど、日程や会場の選択肢が広がります。一般的には1年前後を目安に会場を決める方が多いですが、会場によっては数ヶ月前からでも進められるプランもあります。旅行の予定が先に決まっていて「やっぱり挙式もしたい」となった場合は、気になる会場に一度問い合わせてみるのもおすすめです。
まとめ
国内挙式にもリゾート挙式にも、それぞれにしかない魅力があります。
大切なのは「なんとなく人気だから」ではなく、ふたりが結婚式に何を求めているかを言葉にしてみることです。
まずは気になるスタイルの資料を取り寄せたり、実際の写真や体験談に触れたりしながら、ふたりらしい選択を見つけていきましょう。
迷ったときは、両方のスタイルを実際に経験した先輩カップルの声を聞いてみるのも、判断の助けになります。
結婚式とは準備期間から始まり、ふたりが様々な価値観をすり合わせ、夫婦として歩んでいく実感が得られる体験です。
ぜひ準備段階から楽しんですすめていきましょう。